こんにちは、SUKEゴリです。
みなさんは「車中泊」をしたことがありますか?
「お酒を飲んで帰れなかったから車で寝た」とか、
「ディズニーランドの開園まで寝てた」というような仮眠ではなく、
「車中泊をするための準備をして、車中泊をしたこと」がありますか?
実は私、これまで一度も「車中泊」をしたことがなく、今年の4月に初めて車中泊をしました。
最初は「やったことないから、やってみようかな」程度で始めたのですが、やってみると意外と楽しかったです。
今回は、
「車中泊をしてみたいけど、何から用意したらいいのか分からない」
「車中泊をしたことがないけど、面白いならやってみたい」
という方に向けて、「今回の車中泊で感じたこと」を踏まえながら紹介していきたいと思います。
- 車中泊で事前に確認すべきことが分かる
- 車中泊で用意する物が分かる
- 車中泊で注意することが分かる
では、順番に解説していきます。
車中泊は意外と「快適」

「車では寝づらいだろうな」って思っていましたが、やってみると意外と快適だなと思いました。
ただ、その快適さは、「車の種類」や「自分の体格」、車中泊を行う「時期」や「場所」など、様々な要因によって左右されると思います。
とはいえ、
「ちょっと不満はあるけど、そこそこ快適」というのが楽しいんじゃないかなと思います。
「旅行」とは違った面白さ
車中泊は旅行と違った面白さがあります。
温泉旅行のような「癒し」や、ディズニーランドのような「ワクワク感」があるわけでもありません。
私の感覚としては、「キャンプ」に近いかなと思います。
車中泊はただ、「車の中で寝るだけ」です。
そのような普段と同じことをしても、いつもと違う環境だと面白く感じます。
「日の出」を見てきた
私は今回、車中泊とセットで「日の出」を見てきました。
「ただ、車中泊だけしてもな」という気持ちと、
「車中泊した翌日の体調はどうなるのか」という不安があったので、
仮に翌日の体調が悪くてもできることを探しました。
それが「日の出を見ること」を選んだ理由です。
普段やっていることも、なんかいい
日の出を見た帰り道に、コンビニに寄りました。
寒かったので、「カップ味噌汁」を買ったのですが、これが美味しい。
普通のカップ味噌汁が、なんであんなに美味しかったんですかね。
車中泊という「非日常」では、日常的な事でも楽しく感じます。
事前に確認すること

意外と楽しい「車中泊」ですが、出発前にしっかり確認しておくべき事があります。
あえて、無計画で「車中泊」をするのありですが、「不快なこと」が多いと、たぶん楽しくないですよ。
- 車のシートはどこまで倒れるか
- 気温はどうか
- 何時から出発するのか
- どこで車中泊するのか
車のシートはどこまで倒れるか
「快適に寝る事ができるか」という問題です。
私はTOYOTAの「カローラフィルダー」で車中泊しました。
この車のシートは「フルフラット(完全に平になる)」タイプではないですが、ある程度納得のいく角度までは倒れてくれます。
車中泊は、翌日に車を運転します。
「睡眠の快適さ」が著しく損なわれるようでは、事故を起こしかねません。
場合によっては「車中泊用マット」の購入を検討するべきです。
気温はどうか
「何を持っていくか」という問題です。
日中は暖かくても、夜の気温は低いかもしれません。
快適な温度を常に保つことは難しいですが、ある程度の温度調整はできるように準備するべきです。
寝る時の気温を確認して「寝る時の格好」や、「持ち込む布団の枚数」を考えましょう。
何時から出発するのか
「お風呂や、ご飯はどうするか」という問題です。
私は初めての車中泊だったので、「ご飯」も「お風呂」も済ませて、寝るだけの状態で出発しました。
外出した先でお風呂に入ったり、ご飯を食べたりするのも面白いと思います。
とはいえ、初めての車中泊なら「やる事」や「準備する事」は少ない方がいいかなと思います。
どこで車中泊するのか
「トイレはどうするか」という問題です。
これも重要です。
トイレの度に、夜中に近くのコンビニまで運転するのはキツいでしょう。
だからと言って、コンビニの駐車場などで車中泊すると、警察に怒られる可能性があります。
車中泊する場所は出発前にちゃんと調べておきましょう。
ちなみに、私は「道の駅」で車中泊しました。
場所によっては車中泊できない「道の駅」もあるようなので注意してください。
車内環境を整える

出発前に確認すべき事が解決したら、「車内環境」を整えましょう。
基本的に「100均で買える物」と、「家にある物」で何とかなります。
より快適に車中泊をしたい場合は、用意する物もこだわってみるといいかもしれません。
- 除湿器
- マット
- 布団
- アルミシート
- ダブルクリップ
- 強力マグネット
- 粘着テープ
- スマホ
- モバイルバッテリー
- サンダル
- 飲み物
- マウスウォッシュ
- ウェットティッシュ
- ゴミ袋
除湿器
いきなり、100均にも、家にもない物になりますが、これがあるかどうかで、車中泊の快適さがグッと変わります。
今回の車中泊で、この「除湿器」を準備しなかったことが1番の失敗でした。
何が問題になったかというと、「車の窓ガラスの結露」です。
窓ガラスが結露すると、外の状況が確認できなかったり、カビの発生原因になったりします。
何度でも使える「コードレス加湿器」という物も売っているようですので、これから車中泊をする人は買っておくといいと思います。
マット
私は自宅にある敷布団を使いました。
車中泊する前に少し調べてみたところ、各車に合わせた「車中泊用のマットレス」もあるようです。
より快適な車中泊にしたい場合は購入するといいですが、基本的には家にある敷布団で十分です。
布団
これも自宅にあるものを使用しました。
「車中泊する前に確認する事」でも説明しましたが、夜の気温によって持っていく布団の枚数を考えましょう。
「寒さ対策」としては、持ち込み過ぎるくらいがいいと思います。
私も少し多めに布団を持ち込んだおかげで、「ドアからの隙間風」を防ぐことができました。
アルミシート
外から車内を覗かれないようにして、防犯性を高めるために用意します。
「カーテン」でもいいのですが、アルミシートなら車内の保温効果が期待できます。
私は100均でレジャー用のアルミシートを購入し、車の窓ガラスのサイズに切って使用しました。
ちなみに、フロントガラスは「サンシェード」です。
ダブルクリップ
切ったアルミシートを窓ガラスにセットするために100均で購入しました。
ダブルクリップを切ったアルミシートの四隅に付け、強力マグネットと組み合わせることで、窓ガラスにアルミシートを固定します。
車によっては、窓ガラスの部分にマグネットがつかないかもしれませんので、購入前に確認しておきましょう。
強力マグネット
ダブルクリップで解説したとおりです。
購入は100均です。
粘着テープ
マグネットが使えない一部の窓ガラスで、アルミシートを固定するのに使いました。
私は家にあったテープを使用しましたが、100均に売っているものでも大丈夫です。
スマホ
時間の確認、目覚まし時計、ライトなど、様々な用途があります。
特に、夜中にトイレへ向かう時や、車内で探し物をする時の「ライト」として重宝します。
モバイルバッテリー
スマホの充電が切れないようにするためです。
車のシガーソケットから充電できる充電器でも大丈夫です。
サンダル
トイレなど、一時的な車の乗り降りの際にあると便利です。
飲み物
車内は暗いので、「ペットボトル」など蓋がある物がいいと思います。
マウスウォッシュ
車中泊する場所にもよりますが、「歯磨き」は難しいです。
マウスウォッシュならトイレの洗面台でも使用できます。
ウェットティッシュ
ちょっと汚れた時にあると便利です。
ゴミ袋
車内で出たゴミを入れる袋です。
車中泊の注意

最後に車中泊を実際にやってみて感じた「注意すべきこと」について解説します。
初めての車中泊で感じたことなので、慣れてくると問題にならないかもしれません。
- 場所によっては寝れない
- 翌日の体調は「70%」ほど
- 「現金」を持っていくと良い
場所によっては寝れない
車中泊する場所によっては寝られない可能性があります。
寝られない理由は「音」です。
私が車中泊した「道の駅」には、他にもたくさんの車中泊者がいました。
中でも一番多いのは「長距離トラックの運転手」です。
長距離トラックの運転手は、エンジンをかけたまま夜を過ごす人が多く、そのエンジン音はかなり大きいです。
また、夜中に出発する人もおり、時間帯に関係なく「音」が聞こえます。
普段、静かな環境で寝ている人ほど、寝られない可能性がありますので注意してください。
繰り返しになりますが、コンディションが悪い状態での運転は危険です。
自身の体調と相談して、運転を開始してください。
翌日の体調は「70%」ほど
慣れない環境での睡眠では、疲れを完全に取ることはできません。
先程の「音」の問題に加え、車のシートの角度、気温、など、前日の疲れが100%回復することはないでしょう。
感覚的な話になりますが、車中泊した翌日の体調は「ベストな状態の70%」という感じです。
腰が痛かったり、寝不足だったりと、どこかに不調があると思っていいでしょう。
なので、車中泊をした次の日に予定を詰め込んでも、おそらくキツいです。
車中泊に慣れるまでは、車中泊とセットで計画する予定を調整しましょう。
「現金」を持っていくと良い
これは「場所」や「時期」によります。
私は4月に、田舎の「道の駅」で車中泊をしました。
朝の気温は低く、寒いです。
田舎のコンビニは24時間営業していません。
温かい飲み物を買えるのは「道の駅」の電子決済に対応していない自動販売機だけでした。
このような状況になる可能性もありますので、「現金」を持っていくことをお勧めします。
車を持っているなら、一度はやってみる価値あり
ここまでの内容を簡単にまとめます。
- 快適に寝ることはできるか(車のシートの角度)
- 何を持っていくか(気温)
- お風呂や、ご飯はどうするか(出発時間)
- トイレはどうするか(車中泊する場所)
- 車内環境を快適にする物(マットなど)
- 防犯性を高める物(アルミシートなど)
- 衛生面の問題を解決する物(マウスウォッシュなど)
- 十分な睡眠は確保できない
- 翌日の体調は「70%」ほど
- 「現金」があると安心
しっかりと準備をして行う「車中泊」は面白いです。
車を持っている人は、一度やってみる価値があると思います。
また、やってみたことで嬉しい学びもありました。
それは、私にとって「車中泊は意外と快適だ」ということです。
今後はホテルに泊まらず「車中泊」で旅行するのもありかなと思っています
以上、「初めての車中泊」で感じたことを紹介させてもらいました。
また、車中泊をしたら紹介したいと思います。
この記事が、みなさんの新しい経験への後押しになれば嬉しいです。
