こんにちは、SUKEゴリです。
世の中には
「きれいに片付いており、物が整理整頓されている部屋」と
「物が散乱しており、散らかった部屋」があると思います。
みなさんも
散らかった自分の部屋を見たら思いますよね？
「片付けないと、、。」と。
でも、同時にこう思いませんか？
「面倒だなぁ」って。
今回は、ミニマリストな生活を始めて「片付けに対する苦手意識」がなくなった私が、「片付けのコツ」と「今後の片付けが楽になる方法」について解説していきたいと思います。
- 「片付けのコツ」が分かる
- 「今後の片付けが楽になる方法」が分かる
片付けが大変な理由
まず、なぜ「片付け＝大変」となってしまうのか、その理由を押さえておきましょう。片付けが大変になる理由は次の3つです。
- 片付ける物が多い
- 判断する（考える）ことが多い
- 一気に（まとめて）片付けようとする
順番に解説してきます。
片付ける物が多い
当たり前ですが、片付ける物が多いと片付けは大変です。これが一番の原因でしょう。
１本のボールペンを片付けるのは大変ですか？
戻す場所によるかもしれませんが、これくらいなら大変じゃないですよね。
では、
文房具、服、靴、食器、本を片付けないといけない場合はどうですか？
こうなると面倒くさいですよね。
持っている物が多いと片付ける物も多くなりがちです。
片付けが大変だと思う人は、そもそも持っている物が多い可能性もあります。
判断する（考える）ことが多い
片付ける物が多いと判断することも増えます。そして、判断することが多いと疲れます。
「片付ける物か捨てる物か」「どこに片付けるか」「何から片付けるか」など、片付けは意外と判断する事が多いです。
判断する事の多さは、片付けの大変さに影響しています。
一気に（まとめて）片付けようとする
これは、短時間で片付けることが良くないという話ではありません。
私が言いたいのは「こまめに片付けをしないと、一気に片付けることになる」ということです。
使ったら片付ける。
使わないなら片付ける。
でも、分かります。
「それが出来ないです」という人がいることも。
私もそうでした。
ただ、こまめに片付ければ、まとめて片付ける必要はありません。
まとめて片付けることがなければ、片付ける物も少なく大変ではないというもの事実です。
話が少し脱線しますが、こまめに片付ける習慣は「共有で物を使う」ようにすると身につきます。
というのも、こまめに片付けないと共有者に注意されますからね。
片付けのコツ
次に、「片付けのコツ」を解説します。片付けのコツは、次のとおりです。
片付ける物を「必要な物」「不要な物」「（必要か不要か）判断できない物」の３つに分ける
こうすることで、片付けが大変になる理由の「片付ける物が多い」と「判断することが多い」を軽減することができます。
詳しく解説していきます。
「必要な物」「不要な物」「判断できない物」に分ける理由
「必要な物」「不要な物」「判断できない物」の3つに分ける理由を解説します。
まず、「必要な物」と「不要な物」に分けることで、「片付ける物」と「処分する物」に分けることになります。
これは「片付ける物を減らす」ことです。
しかし、「片付ける物」か「処分する物」かの判断には時間がかかる場合もあります。
そこで登場する選択肢が「判断できない物」です。
この選択肢があることで、「片付ける物」か「処分する物」か悩む時間を減らせます。
これはつまり「判断する事を減らす」ことにつながります。
「必要な物」「不要な物」「判断できない物」に分ける際に意識する事もありますので、順に解説していきます。
「必要な物」はできるだけ少なくする
必要な物とは「片付ける物」です。
なので、必要な物はできるだけ少なくすることで、片付ける物を減らせます。
必要な物が多くなりそうな人は、次の2つを考えてみてください。
- それが無くなると生活に支障がある物か（生活に必要な物か）
- それは自分の気分を上げてくれる物か（自分の好きな物か）
どちらにも「YES」とならないものは必要な物ではありません。
もし、「YESとはならなかったけど、処分は悩むな」と思ったなら「判断できない物」でOKです。
「不要な物」の処分方法は3つある
不要な物は処分します。ただ、処分にも「捨てる」「売る」「譲る」の3つの方法があるので、ここではその方法について解説していきます。
【 捨てる 】
これが一番早い処分方法です。
「売る」や「譲る」と違って1人で完結するので、基本的にはこの方法でいいと思います。
【 売る 】
今はフリマアプリを使えば、何でも売れます。売れそうな物なら捨てずに「売る」という方法を選択してもいいです。
しかし、「売れるまで保管する」というデメリットもあります。
【 譲る 】
人に譲るという方法もあります。
ただし、相手方の迷惑になる可能性も高いので、この方法を選ぶ場合は注意が必要です。
「判断できない物」は１年間保管する
判断できなかった物は期間付きで保管し、使わなかった場合は処分します。
手順は以下の通りです。
- 服、本、靴など、系統別に分ける。
- 中身の見えない段ボールに入れる。
- 段ボールに「入れた物」と「入れた日」を書く。
- 段ボールのまま保管する。
- 保管期間中に使用しなかったら処分する。
保管期間中に、段ボールに入れた物を使用することがなければ処分しましょう。
シーズン物がなければ、保存期間は１年でなくても構いません。
捨てる時に段ボールの中を見て「やっぱり捨てられない」となる人は、捨てる時にそのまま捨てられるよう分別して入れるといいと思います。
今後の片付けを楽にする方法
次に「今後の片付けを楽にする方法」を解説します。その方法とは、次の3つです。
- 物の住所を決める
- 収納スペースを少なくする
- 「本当に必要か」を購入前に考える
片付けを楽にする方法とは「片付けが大変になる理由を事前に防ぐこと」です。
ちょっと当たり前過ぎて拍子抜けかもしれませんが、意外と出来ていない人が多いです。
片付けが面倒になる理由は「物が多い」「判断することが多い」「一気にやろうとする」の３つでしたね。つまり、片付けを楽にするには
「物を少なくして、判断する事を減らし、こまめに片付けられる状態にする」ということです。
では、順番に解説します。
物の住所を決めておく
「物の住所」とは、物を片付ける場所のことです。どこに片付けるか決まっていれば、片付ける場所を考える必要がありません。
片付ける場所を事前に決めておく事で、片付ける時に考えなければいけない事を減らせるのです。
また、人によるかもしれませんが、
物の住所が決まっていると「元の場所に戻さないと、なんか気持ち悪い」と感じるようになります。
こうなれば、こまめに片付ける習慣も身につきます。
収納スペースを少なくする
収納スペースが多いと、人はそこに何かを収納したくなります。
例えば、３段収納ボックスの３段目だけが空いていると「ここには何を入れようかな」と考えませんか？
収納スペースが多いと、その空いた空間を埋めようとして物は増えるのです。
だから、収納スペースはあえめ少なくします。
そうすることで、収納スペースに限りが出てきて、片付けられない物は処分するようになります。
また、収納スペースを小さいと「収納する場所がないから買わない」という判断にもつながります。
「本当に必要か」を購入前に考える
新しく何かを購入しようとした時は、次のことを考えるようにしましょう。
- 既に持っている物で代用できないか
- どこに収納するか
- 購入することで、持っている何を処分できるか
特に重要なのは3つ目の「購入することで、持っている何を処分できるか」です。
新しく何かを購入しても、既に持っている物を処分できれば物は増えません。
むしろ、新しく購入することで既にある物を2つ以上処分することが出来るなら物の数は減っていきます。
つまり、
「既に持っている物では代用出来ず、収納スペースを確保できて、購入しても物が増えない場合」は本当に必要な物でしょう。
ただ、１つだけこの条件から外れても購入した方が良い買い物があります。
それは、「時間」や「お金」を生み出してくれる買い物です。
この買い物だけは例外ですので、時間やお金を生み出してくれる物は「必要な物」と判断してOKです。
物を少なくして生活しよう
以上が「片付けのコツ」と「今後の片付けが楽になる方法」です。
それぞれを簡単にまとめると、次のようになります。
片付ける物を「必要な物」「不要な物」「判断できない物」に分けることで、片付ける物の数と、判断することを減らす。
「物を少なくして、判断する事を減らし、こまめに片付ける状態にする」ことで、片付けが大変になる理由を事前に防ぐ。
これって要するに、
物を少なくして生活すると、片付けの面倒さはグッと下がる
という事です。
部屋にある物が少なければ、部屋は散らかりにくいです。
部屋にある物が少なければ、片付ける物も少ないです。
部屋にある物が少なければ、判断する（考える）ことも少ないです。
物が少なければ少ないほど、片付けのハードルは低くなるのです。
ミニマリストのような何もない部屋にする必要はありませんが、物が増えないように生活すれば片付けは徐々に楽になっていきます。
まずは「不要な物」以外を処分するところから始めましょう。
今、始めようとしている部屋の片付けが「人生最後の大変な片付け」になるといいですね。
所有している物の数を減らして、今後の片付けを楽にしよう！
